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CASE阿部技建のサンドゲル工法 施工事例
- 工業系工場
2024/11/28
丈夫な床に、まさかの空洞が?
現場情報
新潟県銅線加工会社様
- 施工面積
- 1600㎡
- 最大沈下量
- 70mm
- エリア
- 新潟県
- 施工期間
- 1日
お客様からの相談内容
床は建てる時に厚めにしてありますが、最近ひび割れが目立つようになった気がするので、確認して欲しい。
工場は30年なので、まだ問題無いとは思っていますが、念の為に調査をお願いします。
と、ご担当者様はまだ問題無しと思われていた床下。
問題無しと思う理由は床の厚みが300mmあるので、大した問題は無いと思っておられましたが、空洞が360度空いており、危険な状態でしたので、即施工となりました。
施工内容
ズドンと置いてます。
こんな重たい物が所せましと置いてある工場です。
床厚は350㎜と厚めに建てられた工場ですが、床下は360度見渡せる空洞が空いておりました。
どんどん空洞が塞がります。
サンドゲルは液体なので、注入するとまず地面に浸透します。
その後ブクブク発泡し土を巻き上げながら空洞を埋めます。
写真は注入口からの染み出しです。
溢れます。
動きにもよるのですが、最終段階になるにつれてサンドゲルが重なり合い、隙間を満遍なく埋めていきます。
写真は最終段階で注入口以外の場所から溢れました。
施工完了!
溢れたサンドゲルを取り除く作業を行うのですが、ガチガチに固まってしまう前に取り除く必要があります。
ガチガチになると、人の力で太刀打ち出来ない状態にもなります。
そのサンドゲルが床下いっぱいに詰まっていますので、もう安心!
空洞が再発する事もありません!
お客様の声
製造に関わる重要な箇所。
機械の移動も出来ず、コンクリートの打ち替えも出来ない場所となるので、今回の施工は本当に助かりました。
まだ他の箇所のあると思われますので、引き続きお願い致します。
とありがたいお言葉を頂き、無事完工いたしました。