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CASE阿部技建のサンドゲル工法 施工事例
- 工業系工場
2024/10/02
<設備の稼働が止められない>床下注入施工
現場情報
M社様
- 施工面積
- 360㎡
- 最大沈下量
- 107mm
- エリア
- 埼玉県
- 施工期間
- 1日
お客様からの相談内容
床面には鉄板が敷いてリフトが走れるようにはしてあるんですが、
実は床が傾斜していてたわんでいる状態です。
その鉄板の上に設備が据えてあって、当然ですがなにかあると困るんです。
OEMでJIS規格の製品なので、品質に異常があるともう大変です。
まずは調査を依頼したんですが、とにかく取引先様に迷惑はかけられません。
品質はもちろん、工場全体また従業員の安全にも関わるところなので
「なにか起きる前に」ということで阿部技建さんに相談させていただきました。
施工内容
まずは養生から
施工エリア周辺の設備・機械をしっかりと養生してからスタート。
マーキング
削孔する箇所をマーキングします。
削孔
ハンマードリルを使用します。
コンクリート床下までしっかりと削孔します。
床下の状況を確認
カメラスコープを入れて床下の状態を確認します。
空洞化が進んでいることがわかります。
材料準備①
主剤です。
液体状になっています。
材料準備②
触媒です。
主剤と反応させます。
ポンプで注入
ポンプを使って圧力をかけて注入します。
反応状況
発泡をして表面まで出てきました。
床下空洞もしっかりと埋まっている証拠ですね。
閉塞
注入した箇所をきちんと閉塞します。
施工完了
施工エリアの清掃・拭き上げを行って施工完了です。
お客様の声
緊急で施工していただいて助かりました。
生産の中核を担う設備の下をまず緊急で施工いただきました。
その設備に何かあってはいけないですし、また長期で稼働を止めるのも不可能です。
そういった条件の中で1日で施工完了というのは本当に助かりました。
まずは一安心なのですが、他にも不安な箇所があるというのが実情です。
弊社としてもしっかりと計画を立てて、安全な工場を実現させていきます。