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CASE阿部技建のサンドゲル工法 施工事例
- 工業系工場
2024/09/02
<既存の工場を活かすため>リフト走行エリアの施工
現場情報
M社様
- 施工面積
- 160㎡
- 最大沈下量
- 77mm
- エリア
- 大阪府
- 施工期間
- 1日
お客様からの相談内容
工場の築年数は60年を越えており、床面が傷んでいるのはわかっていました。
また阿部技建さんから床下の話を聞いて、不安が確信にかわりました。
将来のことを考えると、工場の建て直しや移転は会社の方針として考えていません。
床面の補修は計画としてあったのですが、床下や工場全体のことには頭を悩ませていました。
なんとか費用と手間をかけずに”安全”を実現するためにご相談させていただきました。
施工内容
削孔箇所をマーキング
パレットや鉄板を移動していただいて、床表面を見える状態に。
ご協力いただき、ありがとうございます。
ハンマードリルで削孔
集塵機を使って粉塵対策もバッチリです。
床下の状態をカメラで確認
調査時に確認をしていますが、施工時にも再度確認します。
やはり床下の空洞化によって、床が浮いている状態です。
樹脂を注入して施工していきます。
主剤
材料を準備します。
触媒
主剤と触媒をあわせます。
ポンプで注入
2人1組で声を掛け合い、確認しながら作業を進めます。
反応状況
注入した材料が床表面まで上がってきました。
床下の空洞がしっかりと埋まっている証拠なので安心です。
貫通クラックから浸出
注入した箇所の近くのクラック(ひび割れ)から浸出してきました。
床下の空洞がつながっており、またその空洞とクラック(ひび割れ)がつながっていました。
貫通クラックがぐるっと1周つながってしまうと、床が落ちます。
注入箇所を閉塞
高強度の無収縮剤で閉塞します。
清掃、拭き上げ
浸出した材料はもちろん、床面の汚れなど拭き上げをして完了です。
お客様の声
課長様より
まず驚いたのが、施工がテキパキと進んでいく段取りの良さです。
安全への配慮はもちろんですが、これなら1日作業を任せて安心だと思いました。
貫通クラックからの浸出の際にもすぐにお声がけいただき確認できました。
作業の工程ごと、進捗具合なども丁寧にご説明いただいたので助かりました。
今回は「まず安全を」ということでリフトの走行エリアをお願いしましたが、
設備が置いてある床下にも不安を感じております。
水平などの数値を集計しているところなので、集計がとれ次第、そちらも依頼する予定です。