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CASE阿部技建のサンドゲル工法 施工事例
- 食品系工場
2023/06/08
食品工場における安全及び衛生対策
現場情報
F社様
- 施工面積
- 250㎡
- 最大沈下量
- 38mm
- エリア
- 岐阜県
- 施工期間
- 1日
お客様からの相談内容
春~夏にかけて、コバエやハネアリが大量発生している状況でした。
毎年薬剤などで対策していますが、その場しのぎで対応のいたちごっことなっている状況です。
床下から発生している可能性が考えられますが、工場稼働を考慮すると大掛かりな床下確認も実施できず、手が出せない状況だったとの事です。
特に工場内排水路の破損が大きく、事前調査によりその周囲に大きな空洞や蜘蛛の巣などが確認され、安全面及び衛生面において大きな問題が発覚しました。
安全対策及び床下地盤からの虫の発生を抑えたいが、工場の稼働は止められないとの事で、即日完了できるサンドゲル工法の御依頼をいただきました。
施工内容
事前に調査した床下状況に応じて、材料注入箇所にマーキングし、φ10mmの注入孔を削孔します(188箇所)。
削孔箇所から材料を注入していきます。
各注入孔からの材料注入量は事前の調査結果に基づき、1穴づつ管理されています。
特に空洞が深い場所は、材料を多く注入し、内部の反応状況もカメラ等で確認していきます。
排水経路の破損部分からの吹き出しなどは細かく除去し、最終清掃の後完了です。
着工~引き渡しまで約8時間の施工でした。
お客様の声
ずっと懸念事項だった衛生面対策ですが、工場稼働を止める訳にもいかないため、結果都度の対策に留まっていました。
今回サンドゲル工法で根本的な原因の対策に着手でき、結果例年に比べて害虫の発生量を大幅に減らす事ができました。
工場非稼働の1日で対策を実施できる事は、製造工場にとって大きなメリットですし、それにより長年頭を悩ませていた問題の根本解決に繋がったので、今後計画的に他エリアの対策も計画して行く予定です。