ひびわれ1つだからと言って放置しておくと大問題が起きます。
現場で使用する切削油が床面のひび割れに浸透して、
床下を通って、屋外へ流れ込むといったことが起きました。
また他のケースだと、大雨の次の日に工場内のひび割れから
雨水があがってきて水たまりができてしまう。
どちらの場合も、「床下の空洞化」が原因です。
そして非常に危険なのは、その空洞とひび割れがつながっていることです。
空洞まで貫通しているひび割れがつながると、その床は落ちます。
当然ですが、床が落ちるので設備は倒れます。
リフトが走行中の場合は転倒します。
要はひび割れ1つで事故・災害が起きるのです。
ただひび割れだけでは床下の状態を確認することはできません。
実際に床下の調査をして、可視化することが可能です。
ひび割れを危険信号だと捉えて、早急に床下調査を実施してください。