工場の床下に空洞ができていたりすると、そこに水気や湿気が溜まってしまいます。
そういった水気や湿気は出口を探して、コンクリートのわずかな亀裂を伝って表へ出ようとします。
写真のような状態の床下では、水気や湿気の浸食を受け、剥がれ落ちたコンクリートの欠片がごろごろと落ちておりました。
ごろごろと下に落ちているという事は、上のコンクリートの厚さがどんどん薄くなっている事になります。
コンクリートの厚さがどんどん薄くなっている状況で、そのコンクリートを支えるはずの土が緩んで下がって空洞になっていれば…
コンクリートも万能ではありません。寿命が必ずあります。
その寿命も鉄筋が錆びずに、また設計当時のコンクリートの厚みがあり、土に支えられていて全うできます。
空洞があり、コンクリートの厚みが薄くなり、土による支えが無ければ…寿命は残念ながら短くなります。
その寿命がいつくるのか?それを知るには、床下の現状を把握するしかありません。
床下の現状把握は出来ておりますか?