調査の際に床の傾斜を確認する目的で、ビー玉を使用したりします。
よく不動産ネタでも使われるモノですが、傾斜の有無の見える化としてはわかりやすいと思います。
国土交通省では「住宅の品質確保の促進等に関する法律」で、3/1000の角度までならば床の傾斜による健康被害はないとしております。ビー玉も転がらない程度の傾斜です。
ただ、6/1000以上の傾斜があると、めまいや頭痛、倦怠感と言った健康被害を及ぼすとされております。ビー玉はこの角度になると置くだけで勢いよく転がりだします。
当然、職場にそのような状況が存在すれば、業務への集中力は下がり、事故を誘因する状況にもつながります。
安心・安全・快適に業務遂行し、生産性の向上を図る意味でも、改善が必要となります。
そもそものお話しで、そのような傾斜がなぜ起こっているのか?の方が、実は大事だったりしますが…